
ゲームクリエイターへの憧れ
私は大学を卒業して建築の世界に飛び込んだのだが、ずっと昔から憧れていた仕事があった。 それはゲームクリエイターという仕事だ。 前述したように、物心がついた頃からゲームに触れてきて、いろんなアイデアを書き溜めてきたので、いつかそれを公開して世界中の人に遊んでもらいたいという願望が常にあった。 そんな願望を叶えてくれるツールが小学校3年生の時、任天堂から発売された。それがファミリーベーシックだった。 それは専用キーボートと専用カセットをファミコンに接続するという拡張キットなのだが、その価格は本体よりも高く、さらにゲームデータの保存はフロッピーディスクなどではなく専用のカセットテープレコーダーを買わないといけないので、子供にとってそれは相当高価なものだった。 それでも、ゲームが作れる!という衝撃は凄まじく、私はお年玉を全額はたいてこれらを購入したのだった。 そしてファミリーベーシック専門の本を片手に、試行錯誤しながらようやく出来上がったゲームは、BGMも背景も無く、ただマリオが敵を避けながら数字を集めていくというシンプルなゲームだった。それでも初めてマ

食わず嫌いは損
自分のモットーの一つに「食わず嫌いをしない」というものがある。 子供の頃、焼肉で食べたレバーの食感がどうも苦手で、以来どんなに勧められても全く口にしなかった。ところが高校生になったある日、親が美味しそうにレバ刺しを食べているのを見て 勇気を出して口にしたところ、その旨さに衝撃を受けて今ではレバーは好物の一つになった。あの時勇気を出して口にしていなかったら、きっと人生損をしていただろう。 それ以来食べ物はもちろんのこと、音楽や映画などの趣味についても、とりあえず聞いてみよう観てみようというスタンスを取っている。 ゲームについては基本的にRPGやシミュレーションが好みで格闘ゲームが苦手なのだが、とりあえず話題になったゲームはひと通りやってみることにしている。 アニメや漫画についてはもともとストライクゾーンは広い方なのでいろんなジャンルのものに目を通しているつもりなのだが、いわゆる「萌え系」の作品だけは興味が湧かないというか、あの独特の絵柄とテンションについていけないのでどうも食指が伸びない。 数年前に話題になった「魔法少女まどか☆マギカ」もそんなアニ

ゲームと想像力
小学校1年生の時、お年玉で買った初めてのゲーム機がファミリーコンピューターだった。 当時は町内で持っている人はほとんどいなかったし、ソフトもまだ片手ほどしか発売されてなかった。(ちなみにコントローラーのボタンは押したら戻ってこない四角ボタンだった) そんな中で一緒に買ったカセットがドンキーコング。 他にポパイくらいしか選択肢がなかったのもあるが、天邪鬼な僕は世界的に有名な水夫のゲームよりも、腹が出たヒゲオヤジが飛んだり跳ねたりする姿に心惹かれたのだろう。 とにかく僕はゲーム黎明期と言える時代にファミコンと共に育った。 当時のゲームとは画質も音楽も今と比べようもないほどショボかったけど、ファミコン持ってるだけで普段は遊ばない遠くの友達が家に来たり、親戚のおじさんと一緒に遊んだり、一種のコミュニケーションツールみたいな役割を果たしてた。 やがていろんなゲームを遊ぶにつれ、こんなゲームがやりたいなとか、ここがこうならもっと面白いだろうに、といったアイデアが芽生えてきて、それをノートにひたすら描くようになった。 そういえば当時からトランプにしてもドッジボ
ブログ始めました
ブログを始めました。きっとゲームのこととか遊びのこととか徒然なるままに書いていこうと思います。